恣翁のお気に入りの歌一覧
とうへんぼく
東風そよぎ弓張り月の船乘せて青藍のそらに漕ぎいでし秋
6
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とうへんぼく
辿り着て甘繩の鳥居見上げれば見越しヶ嶽のたぶの木の影
1
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楓
青々と苔むす庭に微笑んで寄り添う仏三千院で
12
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楓
夕暮れの空にぽっかり浮かんでるピンクに染まる京都タワー
5
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紫草
おろおろと思考迷路に立ちおればぼやぼやするなと百舌が高鳴く
11
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もぢずり
黄に青にかわゆき花かな露草は野の草なれどもはや踏まじと
6
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もぢずり
思ひ出の吾子は母をば笑はさむと耳ひっぱりてミッキーを模す
1
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みやこうまし
夕照の届かず霞む比叡山明日はしぐれか京洛の秋
14
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たんぽぽすずめ。
ほんのりと姉妹はともに頬染めて酔ってる如き瓜二つかな
13
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舞
日溜まりの温もり恋し夕暮れの今日を終えたる秋の寂しさ
13
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光源氏
ゆふぐれの花の蔭りに身を隠す梅のぬしとぞな告りを終へて
9
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詠み人知らず
学ばんと短歌のテレビかじりつけど 遙かに遠い「素敵な歌人」
7
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桜園
咲きそめし銀木犀の葉裏にはひしとつきたる蝉の抜けがら
12
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五穀米
働きに出れば努めて何事も気付かぬふりの日々の平穏
3
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桜園
玄関に毎日されし猫の糞スコップでほりつつ溜め息をつく
6
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いちにのパッパ
「お引っ越ししてるのかも」と兄言えば妹は返すよ「オシッコしてない」
3
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とうへんぼく
秋の夜に衣替えだとセーターの袖を繕う君の横顔
6
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三沢左右
台風の後の黙に月あらで黒き人らの靴音響く
3
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団右衛門
浴室の 湯気にこだます 我の声 返事無けれど 目を細めてる
4
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横雲
夕さりて並ぶ灯しの陰祭り途切る囃子に秋を惜しみつ
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