詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
落ち花のめしべ銜えて紋次郎 群れをはなれたムクドリ一羽
24
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かるべまり
聖堂に入らずこぼれるきょうだいの顔輝けり今日は祭日
4
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松本直哉
うつくしきことしか言はぬひとびとに倦みたるのちの若楓かな
8
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あんとん
ブラックホール 見えた月 絶縁してる 母から手紙 「父危篤」
7
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詠み人知らず
葉櫻の雨に洗はれ輝やける若葉のそよぎ初夏へのしらべ
11
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コタロー
葉桜や隙間に見ゆるカワラヒワ枝を揺らして飛び去ってゆく
7
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コタロー
蒲公英の絮を吹きたる女の子宇宙いつぱいに夢の種撒く
16
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恣翁
目眩く陶酔に泣き 強かに 君放ちたる精 受け止めむ
13
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サルトル
帰り道不意に夜空を見上げると弥生の月が丸く微笑む
8
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夕夏
かたくりのたねつきぬあとさんしゅうでありさんのはこぶはいたつさき
6
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横井 信
こいのぼり さくらの花を見送ってやさしく泳ぐ夏色の空
24
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び わ
簿記学ぶ貸引く借りは零という連想させる人のいく道
5
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横井 信
花影を涼しく風は抜けて行く寄り添う人の言葉をのせて
12
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青き銀椀
あかねさす君が朝にも清しさは葉にひとしづく残す春とも
14
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夕夏
さくらちりくさきのもゆるいきおいはうごのたけのこよりもなやまし
8
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幸子
あまりにも時間がかかる食べてから満腹中枢満たさるるまで
10
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舞
背を丸め吾が影を踏み踏みてゆく足跡もなき黄昏の道
11
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つちだゆういち
評決が迫る我等の一票で日本を待つは闇か光か?
11
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KEN
吾妻峰の 白雪浮かべ 落ちる月 何を語らむ 花吹く風に
18
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灰色猫
花を待つ桜の下に埋められた屍体も春を願うのだろう
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