夕夏のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
距離おいて眺めるくらいがちょうどいい冬の海でも巣立った子でも
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詠み人知らず
君の笑顏 屈託のない 優しさに 一緒に笑へる 小さな喜び
7
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河のほとり
寂しさも憂き世のよそに慣れゆきて遊ぶみ山の雪のしづけさ
13
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舞
おしなべて歌よみひとはうつろへる人の思いを伝う語り部
13
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詠み人知らず
温かく 変わらぬ寝顔 安心し 悪夢なんて ぶっ飛ぶ愛しさ
7
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芳立
帰り得ぬ日の雲かげを偲びをりわが立つ地は変はりこそせね
6
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卯月翼
静まった布団の中で目を閉じる鳴らないスマホ握ったままで
7
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夏深
旅立つや背中に羽根の生えてるを知りし朝にはこの街捨てて
8
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夏深
もの言わぬ女になって肩で泣く今は遠けりやるせなき日々
6
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燃えない薪
望月の 一人看る夜の 過ぎる間に星も渡るか 雲の浮き橋
13
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蔓葵
夜もすがらちぎりし人のおもかげもむかしにかすむ春のうたたね
12
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名鈴
きょうだいも おじおばいとこも ないこども めずらしくない いまのよのなか
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滝川昌之
大山を鳴動させるネズミらは浦安にあるリゾートに棲む
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神田央子
弱音吐くことにも體力要るみたい腑拔けのままに起き上がれない日
12
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滝川昌之
疼くのは古傷でなく季節(いま)の傷 指先割れて寒染みる傷
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滝川昌之
凍て星のごとく冷たき街灯のLEDは無慈悲に白く
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舞
雪道を歩むおさな子一歩毎足元見やる手つなぐ母は
9
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卯月翼
チョコレートの香りに染まるそこかしこレシピを探し滑る指先
6
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千映
子育ては頑張ったわと自画自賛孫見てもう少しだったと気付く
11
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灰色猫
大切な自分らしさを脱ぐことが大人であるなら子供でいいさ
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