名鈴のお気に入りの歌一覧
桃山
一年前結婚式の会場がノーマスクだった楽しき記憶
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只野ハル
白みゆく窓の向こうで小鳥たち囀り出せど目覚ましはまだ
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葛城
打ち捨てて朽ちるべきまま置かれいしそを繪に納む農村の家
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舞
誰がために残る桜か山桜誇ること無く見せんともせず
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うすべに
おさない日きみを包んだ鯉のぼり 押入れで見る空泳ぐ夢
8
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恣翁
草の上に落ちて 露帯ぶ瑠璃色の桐の花こそ 手に取りて観め
15
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横井 信
さざなみの音もかすかに葦原をそよぐ夏風みどりのかおり
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KEN
さをとめが 春惜しむ如 さみどりの 風 澪 渡り 畔にさざなみ
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へし切
風そよぐ目には青葉に大漁旗かつを漁船の賑はふ港
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可不可
リモートまでメイク決めて来る子みて 映えない目鼻は映えないな
5
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空き缶
三日月に明けの明星よりそいて一息をつく日足伸びし日
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滝川昌之
連休とゆく春送る小糠雨せめて花芽のアジサイに着け
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ななかまど
多くても少なすぎても脇役で苺を包む大福の餡
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河のほとり
さらでだに寝られぬ夜半のさびしさをいかにせよとか月のくまなき
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河のほとり
いと明かき今宵の月に幾里の人やこころを尽くしたるらむ
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河のほとり
あはれてふ言聞かばこそ生きらるれ夜半の梢に風さはぎつつ
7
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河のほとり
久しくもながむる空か束の間の雲の晴れ間に月を見しより
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松本直哉
バー越ゆるせつなのせなかしなやかに反りつつとぶや陸上の夏
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御宿川蝉
夢破る曉の聲 ほととぎす 何を恨みて かくも啼くかや
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御宿川蝉
五月晴れ 二葉葵を輝かせ 腰興の列の歩む 夢みる
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