あそびくものお気に入りの歌一覧
紅桜
頬ついて眺める空の泣きぼくろポツリとひとつ零るるやふに
6
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横雲
水隠れてねなくに人ぞ浮き草の憂きも恋しく逢瀬待たるる
3
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公子
心から去らない人がいる時は雨をながめてため息をつく
5
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あんて
六月の雨雲を掴む君の手はひんやりとした薄荷のにおい
6
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高島津 諦
さよならを上手に言うことできなくて右のてのひらぐーぱーしてた
9
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じゃこ
お茶飲みたいリモコン取って電話出て猫がお膝に乗れば王様
6
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舞
何処からか響きも軽く風鈴に風流を知る朝の地下街
6
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緋色
飲み慣れたラムネの中のビー玉が涙色とは気付かなかった
31
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浅草大将
人ふたり身を寄せいつも睦みつつな泣きそ妬けば心遠けれ
9
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はな
こんなにも広い世界でただひとりわたしはわたしで泣きそうになる
18
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はな
後悔に似た6月の青空も休むことなくあなたが好きだ
8
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詠み人知らず
ふりさけし夢もうつつもまぼろしもちとせちよふる花とこそみれ
31
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みなみぐち
手を繋ぐわたしと君が恋人じゃないことなんて人は知らない
10
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恣翁
枕辺に 擦り寄る夢魔は 残酷に 我が快楽ぞ 笑みて眺むる
14
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ねずみ
白い猫 丹塗りの朱の鳥居下 ひとりぼつちを送り屆けて
4
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紅桜
くちびるにのせた薄紅いろ褪せて君まつほどに透けて消へゆく
7
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恣翁
浮き草に 混じりて微雨に 白き菱 眺めて日がな 訪ふ人も無し
21
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半格斎
おだやかな月の光に誘われ影追ひかけてきみと歩まむ
15
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狭霧
青竹の匂いすがしき簾より吹き来る風はさても麗し
6
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紫苑
驟り雨せみさえ黙すそのときに囁きたまえ我が耳もとで
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