おじいのお気に入りの歌一覧
みをつくし
我が思ひ俄かに碎きし炸藥は ウエストサイドジョージチャキリス
21
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桜田 武
夜と昼温度差広がり糖度増すトマトに舌鼓打つ九月
4
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ななかまど
峰々をいまも飾るらむ若き日の季節を共に揺れし花ばな
12
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緒川みるな
ゆくリなく御世話になりし恩師逝く烏羽玉の闇に泪零るる
5
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葭堂
遠くから 千切れんばかりに 尻尾振り 来ていた犬も 記憶の彼方
5
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名鈴
さねかづら 君が解れ毛 掻い繕ひ 送る朝こそ いと愛しけれ
12
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舞
曇天に鴉ひと声夕焼けもなくて落ちゆく秋の夕暮れ
10
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横井 信
秋めいた空へとのぼる一匹の季節はずれのセミの鳴き声
5
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うすべに
くまぜみが消えた林にあぶらぜみ 夏の終わりのさみしさ歌う
5
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Chico
網の目の先に おおさか いろいろにまさる人らのうつくしき國
8
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Chico
夢見鳥なりてつかのま のちのよのひと指す指に望む パノラマ!
10
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ながさき
「これほどの 悦びをば わらへかし」 悠然として 死地におもむく
9
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滝川昌之
褐色の日本娘は打ち返す種の差別へと抗議のスマッシュ
20
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みをつくし
すべもなく如何な姿も思はしや 書を讀む顏容 課外の排球
16
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ななかまど
秋桜の野面を雲のよぎりゆく家路へいそぐ秋の夕光
10
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ななかまど
咲き終えて散るかとみれど秋薔薇ちさきはからいほのかに嬉し
8
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名鈴
目覚むれば やがて今宵を 頼み待つ 漫ろにものを 思う長さよ
9
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滝川昌之
前かごの LLBeanのトートには タオルとスーツ 社まではペダル
14
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里香
あたたかき昔の灯りに蝋燭に幼心が微かにさわぐ
5
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舞
宿りする夜露の珠のすすき穂の訪う間に消える長月の朝
9
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