半格斎のお気に入りの歌一覧
大野 冨士子
毎日を趣味に費やす贅沢は 羨ましいが 哀しくもある
31
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詠み人知らず
アパートの階段登るそのリズム嬉しさ隠して寝たふりをする
6
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夢士
秋深し栗名月の月明かり畳に映る尾花ゆれをり
22
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ラベンダー
静寂な 京の水面に 木々の華 過ぎゆく秋を 映し昇華す
24
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秋日好
厚き雲今日の月影差し止めてバス待つ吾を宵闇に留む
19
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inosann
「吸って吐くただそれだけで生きている」と見上げた空の青が眩しい
28
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柏木 月
二年の時の流れをくゆらつつうたを詠むのを今でも好み
7
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へし切
うすくこく籬の菊はむらさきに秋のゆかりを色にそめける
30
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日置鳩子
百年の孤独の酒のしるしると臓腑に沁みて花となりたり
20
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元親兄貴
うたとうた 棘刺さることなく語らいて また一首詠む 秋の夜長に
14
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灰色猫
木枯らしに年の終わりを想いつつ冷え込む朝に霜月を知る
27
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横井 信
ありがとう 駅へと続く 道沿いに 元気をくれる 植えられた花
23
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詠み人知らず
太ったと思う? と訊けば「太った」と答えはせずに「炊けた」と言うは
17
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舞
たまさかに鏡に映るこの顔の父に似てくる歳ゆくほどに
14
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Akko
京の秋 誰かが見つけた 秋なれど 枝につけたる 紅葉あたらし
6
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祈り花
木枯らしの荒ぶ音聽く神無月冬の足音早々として
13
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詠み人知らず
鵺いろいろ獣の姿まざり合ふ人の心の闇さながらに
7
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滝川昌之
気がつけば鼻歌も出る平日の休みに一人メザシを炙り
26
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紅孔雀
緋そむる木間に絡むる木枯らしに はらりはらりと紅葉ちるらむ
5
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inosann
「ハックション」の妻に「大丈夫」と義母返す二十七離れた親子の会話
20
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