白川剛のお気に入りの歌一覧
浅草大将
空ゆかば水漬き草生す屍なし雲とちらんに名はのこるとも
15
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あそびくも
菊咲かば牡丹はじける鬩ぎあひ両手に花の海ほころびて
9
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あそびくも
炎天下やけどの肌に透きとおる薄荷油が夕風を告ぐ
14
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光源氏
ながむれど行方も知らぬ空の花霞ヶ浦の夢は儚し
14
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舞
朝には紅顔誇り振り返る間もなく過ぎし日々夢となる
8
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悠々
日本の梅雨顏にうけ引き揚ぐる・澄子命濡らしき雨やはらかに・悠
13
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まるえふ
あっさりとした性格と言われてるそんなん嘘です根に持つタイプ
9
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紫苑
暑気の底とろりと沈む射干玉の闇夜に蝉の声しきりなり
9
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白亜
暗闇に灯るケータイ、触れる指 ひとつ、つめたい交わりを知る
14
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浅草大将
夏の間に葉書一つも来ざりしを残る暑さに見舞はるるとは
11
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七色コイン
ごめんってすぐに謝るこの癖は 悪くないのにいつも謝る
10
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悠々
尾をふれば雌近づきぬ鮎の戀・澄子ひともさかなも戀ありてこそ・悠
12
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舞
秋立つと暦にきくも盂蘭盆会白き雲湧く夏色の空
11
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あそびくも
ひれ振りし夏の別れのくちづけを水の底だに思ひとどめむ
14
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七色コイン
この世では結ばれないと出ているよ 星の配置を転換したい
28
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浅草大将
今は夢に辿るばかりの草まくら旅の日々こそただ懐かしき
20
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紫苑
抱かれて幾とせを経む逢ひ引きに馳せゆく肩へ蝉時雨降る
19
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舞
骨さえも残さず喰いし頃もあり魚一匹歳経るを知る
11
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緋色
「夏ですね」「えぇ夏ですね」 風鈴と風の会話を聞きたくて エコ
8
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緋色
生ぬるい潮だまりから人影が生まれています 私のように
10
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