遠井 海のお気に入りの歌一覧
恣翁
先行きし犬は待ちたり ゆっくりと下駄を引きずる猫背の翁を
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詠み人知らず
休日のない職位だと知りつつも オフィスに一人死を意識する
6
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善田真琴
なきやまぬこころあやしてなきひとのなをつぶやけばなぎしうみかぜ
8
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舞
今日だけは高きビールを驕りつつ妻にはケーキ老い誕生日
8
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のんぼう
つかぬこと伺いますが 新しい彼女は私じゃダメなんですか
8
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鹿男あほでよし
ちゃんとした言葉でいえる気持ちなど気持ちではない 気持ちよくない
2
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緋色
ぐずぐずに溶けてしまった絶望はジャムにでもして食っちまおうぜ
14
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緋色
手のひらに収まる程の嘘でやるキャッチボールが結構好きだ
16
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緋色
指先に寂しさだけが集まってあなたの夜を穢してしまう
24
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緋色
川べりの静けさの中、蛍らと煙草で交わす光のこだま
18
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緋色
何年か前とか後に出会えれば良かった と言う一人と一人
16
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緋色
電線を辿ってゆけば会えますか ネットや空に居ない君へは
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ベイジー
正直に今の気持ちを例へれば 「苦しい」 だけど認めたくない
7
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春琴
薬指 光るリングが 似合う君 言ってみようか 外してみてと
5
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コーラ
秋に向かうこの時期の夕焼けはメイクを落とした夏空の頬
2
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しまじま
金欲しい 女も欲しい うまいもの 食べてみたいと それが人なり
1
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モリタツ ヒノト
必要な事とは知れど ゴミ分別 プリングルスの忌々しさよ
7
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詠み人知らず
子の泣き声ランドセルの揺れる音洗剤の匂い狂いそうなありきたり
2
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詠み人知らず
内に棲む獣の俺の塊の 背を撫でながら焼酎を割る
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北の民
日々がもう三寒四温と言うよりは六寒一温春はいずこへ
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