ひげじぃのお気に入りの歌一覧
水色一揆
あさぼらけ今見し夢のしだり尾の羽を散らして鳥が飛び立つ
9
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ななかまど
しなやかに重みをかけてゆく雪のしなるこぬれの赤き南天
17
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横井 信
ひと歳の風を感じて早朝の痩せてく月を見上げて歩く
11
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KEN
風に尚 夕星家の灯 羨しきろ 時の瀬波に 浸る岸はも
11
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茂作
いとほしや嬰兒に添ふ母のごと 老婆は冬菜を飽かず見つめる
19
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舞
羨ましくも吹雪の道を乳飲み子の母のみ胸に抱かれてゆく
14
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葛城
冬空を迎え仰ぎて佇むはいっそ美し針葉樹の森
13
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名鈴
春持て来 花の都に かれ果てて 明かし暮らせる 君待つ我に
22
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桃山
窓越しに瞬く色もとりどりのツリーの光り穏やかな慰撫
16
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朝比奈
零余子なる小芋を取りて小春日に妻茹でくれし麦酒のあてに
10
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び わ
ぽかぽかと家内揃えた冬用のシャツ身にまとい散歩も楽し
7
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滝川昌之
来週は残務早めに片づけて歳の市など妻と歩こう
14
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うすべに
里山によせる年の瀬 青竹を伐る音聞けばこころはなやぐ
11
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ななかまど
手と足の柔軟ためす寒き朝マリオネットの節おもいつつ
11
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御宿川蝉
もみの木に 飾りもなくて 夜も更けぬ 孫の聲無き 部屋の寒さよ
12
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横井 信
年の瀬の駅で見上げる青空の消えゆく月へ鳩の羽ばたき
13
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萱斎院
吹きしけば玉かとまがふ あきの野に散りにし露も冴えこほるらむ
8
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KEN
凍てつきぬ 形留めぬ 性なれど 高窓の玻璃 月の写し身
13
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茂作
二人だけ靜かな夕餉聞こへ來る ジングルベルは遠き思ひ出
14
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名鈴
露霜の 昼は消ゆれど 夜さりには また置きにけり 我が衣手に
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