滝川昌之のお気に入りの歌一覧
藤久崇
札用い 炙れど清き 願い立つ 乱れを焼ける 宮益不動
10
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藤久崇
寝ねにける 我を待てるか 夕さらで なお外に遺る 春日のみ光
11
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行宮偏(仮之名)
哮りなば思い知らまし吾がこころ 云うまじ「汝の頓に狂えり」
4
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夢士
里山の春の土産や朝採りのほろ苦き香の蕗の薹食む
19
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恣翁
朧月 夢に契りて 名を呼べば 菜の花の黄味 清かに見ゆらむ
18
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葱りんと
大好きと普通と嫌いをミキサーに 迷ったときは飲み干しリスタート
9
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横井 信
川べりの春の香りをふんわりとたまごととじたつくしの苦味
14
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うすべに
遠い春 別れの季節行く袴 乙女の星もほのかにかすむ
13
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萱斎院
うつろへば昔のひとの香もかすみ むめ散る宵にわたる鐘の音
13
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つばす
幼子にすみれティアラの首飾りすくすく育てこの子の未来
3
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藤久崇
雨過ぎて 立つ香を端に 聞くからに 諾こころよく 花は生うらし
9
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可不可
膝枕とは言ふものの昼寝には膝より上の方が柔らかい
7
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麻矢
月の出を右手に置きて徘徊すソメイヨシノはどこまでもゆく
4
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麻矢
鈴掛の秋のまだらの幹に添ひ太つてゆく月のやうにわたしだ
4
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煩悩
もう森だとか迷わなくていい海だとか潜らなくていいドミノ・ピザ走る
5
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舞
ひとときの吾は落人キスグレて何もかも憂く酒場の隅に
7
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新座の迷い人
我妻の 海外旅行 写真見て 元気な頃を 思い忍ばむ
8
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び わ
妻は言う独りよがりのばかおやじ難聴で吾聴こえませんと
5
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KEN
夜叉五倍子と 雪消の水を 仄搖らす 何處ともなし 河鹿の戀歌
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へし切
霞立つ野辺のけしきの土筆つみたる里の春し思ほゆ
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