さいおんのお気に入りの歌一覧
名鈴
雲雀東風 空より枝に 吹き下ろし 芽を残り無く 萌えさせ渡る
18
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葛城
暮れ遲く明け早くなる春の日の 躊躇ひ移る時長閑なり
15
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蔓葵
春の戸をあけしばかりにほのぼのと風に知られて匂ふ梅が枝
15
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波端
波の音遠く聞こゆる廢園に枇杷の木のあり花の咲きたる
10
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へし切
雨あがる 見あげば空に虹の立つ こころの空も晴れわたるかな
12
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草木藍
可憐なる花の愛おし焼き菓子は食するものや眺めるものや
5
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ななかまど
如月に春とおもえる日のあらば地震に乱れし心癒さん
12
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草木藍
立ち枯れのすすきの根元ふと見れば青き葉ありて春を知らせる
10
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つばす
春思う暖かき日に蝶が飛ぶ 寒もどればお前は何処へ
5
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へし切
だんだんと うしろ姿の父に似る 切なくもあり愛しくもある
12
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名鈴
花に舞ふ 胡蝶の夢の 戯れと 忘れにけるか 夜の明けぬれば
13
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シダ
逃れしははうき世のうみかけぶりとて常世の辺へとやがてかへらむ
3
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名鈴
物に似ぬ 君を称へむ 我が固き 偏心を 受け入れ給ふ
10
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灰色猫
五輪と言う沈むばかりの泥舟の舵を好んで取る者もなし
17
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赤石仙人
東風吹かば四神相應梅の里一足早く花も咲くらむ
4
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赤石仙人
庭先に植ゑたる梅に蕾みつき春を焦がれて日ごと膨らむ
9
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名鈴
言の葉の 薬も療し得ぬ病 治する功能ぞ 確かなりける
13
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葛城
雲ひくく空を閉ざしぬ如月の朝風匂ふ花の枝吹けば
13
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KEN
浅春の 浅香路行かば 風に葦 幻と云ふ 渡る恋さへ
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KEN
雲間より 光こぼれて 福壽草 雪に燈りぬ ぽつりぽつりと
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