水中あやめのお気に入りの歌一覧
みやこうまし
しみじみと今日降る雨に籠りたる梅を咲かせる春の蠢動
25
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夢士
過の日より数多の時の過ぐるとも下弦の月の姿かわらじ
8
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光源氏
言の葉のすゑに殊更事寄せて君に和ふる古都のゆふぐれ
15
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紫苑
みそかごとひとつ生まれぬ宵闇に匂ひまされる栗花のした
6
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芳立
うたかたの夢よりもなほはかなきは電の世のこがねなりけり
7
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詠み人知らず
雪消水しみてうるほふあらがねの土あたらしき春の山踏み
18
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芳立
風やまぬ川べりゆけばひと日ごとあたたまりゆく波のいろかな
9
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芳立
佐保姫の息吹を待てる枯れ草の色やはらかし二月の終はり
7
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芳立
吹きよする風はたのまじあすか川かすむ色こそたよりとは見め
6
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光源氏
散る花をいとどあはれぶほととぎす人知れず鳴く春の名殘に
11
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へし切
風なくも命尽きるを悟るがにぽとりと落つる花ぞ哀しき
43
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夢士
鳴き交わす小鳥の声もオクターブ高くなりける春の訪れ
10
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光源氏
うぐひすのこゑぞ悲しき春日山春のかすみに君をたづねて
10
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光源氏
浅緑野辺のかすみの糸遊のほのかに匂ふ花のはぢらひ
8
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へし切
うら若き乙女が吾に歳を問ふ 五十年前 十五と答ふ
24
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河のほとり
春霞立ちな隠しそいにしへを偲ぶよすがの月の光を
7
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河のほとり
たづぬべき花はいづくぞうぐひすは霞立つ野に鳴きて知らせよ
10
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光源氏
そこはかと涙にまがふ筆のあと心の果てに見やる月影
14
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芳立
そちに舞ふ乙女をほかとくらべねど咲かで散れるを花とかはいふ
7
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芳立
さそはれて流れしゆかば春の夜の風はやみなむ花よ枝にあれ
8
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