柊+のお気に入りの歌一覧
名鈴
野分去り 心も平に なるべきを 細波止まじ 君を恋ふれば
17
もっと見る
詠み人知らず
春風の 心地よさとは また違うひやりと冷える 秋風の道
8
もっと見る
横井 信
台風の雨も過ぎ去り青空に誘い出されるツクツクボウシ
13
もっと見る
KEN
かぎるひと 思ほゆ程に 雲乱ふ 壱師稲穂の 燃ゆる中秋
16
もっと見る
滝川昌之
夜なべして母が擡げた編み棒のごとく揺れるか紅の鶏頭
16
もっと見る
トウジさん
秋祭り太鼓と笛の入り混じる希望と寂寥迫る退職
9
もっと見る
蔓葵
かつら花さくや秋風小夜ふけて月より香る心地こそすれ
14
もっと見る
茂作
岩船の笑ひ佛は大岩を 庇に借りて雨風を過ごす
13
もっと見る
葛城
無機質なブロック塀の佇まい手間の要らぬを今は羨む
14
もっと見る
ひげじぃ
大しけの前ぶれなるか窓外の風雨ひょうひょう泣きし吾のごと
6
もっと見る
横井 信
渋柿のたわわにみのる細枝に秋のかおりの風はよりそう
14
もっと見る
恣翁
お互ひに連れを思ふも 一言も口こそ利かね 翌日も雨
17
もっと見る
ひげじぃ
ひとり逝きふたり去りゆく秋の入り 生きることとは生きつづけること
11
もっと見る
へし切
誰にまた 心うつすか月草の色も幽けき この夕べかな
19
もっと見る
滝川昌之
糸島のどんな傷みも振り切れるブランコ秋の夕景に在り
19
もっと見る
ななかまど
咲く頃の節になりても曇る空曇らせたまま咲く曼珠沙華
13
もっと見る
ななかまど
十五度にあてて包丁滑らせば砥石の音のよろこびており
9
もっと見る
ひげじぃ
夏越えの穂枯れの茎につかまりてキリギリス見ゆ銀の望月
10
もっと見る
朝比奈
近頃はしばしば寝覚む秋の夜を試行錯誤の堂々巡り
16
もっと見る
御宿川蝉
秋の夜の 月影もれる叢雲に おぼろに映る 君が面影
10
もっと見る
[1]
<<
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
>>
[60]