桃山のお気に入りの歌一覧
名鈴
思ひ余り 涙耐へざる 閨の内 如何したると 問ふ人も無し
22
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舞
帰らざる眠りにつきし父母の語りかけ来る虎落音の風
8
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恣翁
カラタチの垣に掛かれる蜘蛛の網を 紅く染めたる車の尾灯
13
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名鈴
今はとて 見えぬ彼方へ 立つ君に 身を尽くしても 斎ひ渡らむ
14
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詠み人知らず
さ並びて 駒をはなむけ 西国へ 太刀弓とりて 追い退く行かむ
12
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橘
冬野菜に鍋物思い品定め御一人様の今夜寄せ鍋
10
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名鈴
魂きはる 君を命と 思ふ我を 身身とならせよ 来たる春にも
12
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音弥
嫁が好く芋クリ南瓜は食い飽きてマツタケだけは飽くにも無縁
12
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名鈴
玉くしげ 再び見ゆる その日まで 契りし心 頼み待ちなむ
11
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横井 信
柔らかな雨は大地を湿らせて秋の刈田に揺れるひこばえ
15
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音弥
裏道の芋畑から声をかけて能弁婆は我を離さず
9
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名鈴
天離る 鄙の別れの 長ければ 名残りは尽きじ 幾日ありとも
10
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名鈴
形見にと 交はす衣と 玉の櫛 いづれの時に またも逢ひ見む
11
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へし切
爺ちゃんに お願いあるのと 愛しきよし Lineが繋ぐ 孫との絆
8
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橘
ババシャツを人に知られず我は着ぬ冬に準じるここ数日を
14
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名鈴
冬たちて 綴り刺せてふ きりぎりす 涙いと無く くるるばかりぞ
15
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名鈴
今暫し 留まる秀つ鷹 時来れば 猛かる翼 羽振り去ぬらむ
14
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名鈴
幻や 恋しき君の 顔の 見えたるなへに さしくみに消ゆる
13
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葛城
いつとなく端末に向かひ歌作り出來る出來ぬはこれ時のうん
14
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葛城
ふたつきで終はる今年を顧みつつ自分速度で自室の片附け
10
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