桃山のお気に入りの歌一覧
さいおん
沈むまじく結びおかむやこの月を 槍突きみるか網で捕ふか
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水紫
シマエナガ小さな身体に秘む命心の疲れに染みわたる癒し
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緒川みるな
白露の 奧山越えて 去りゆかむ 秋がをみなを 愛しと思ふ
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緒川みるな
初冬の 外の面に吹く風 コロナ風 ここだのコロナ 世を曇らせり
4
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ななかまど
シャガールの馬のごとくに宙を舞うイチョウの黄の子ともに踊らん
11
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名鈴
二人して 古い歌をば 探さむや 詞と音曲 二つの翼
10
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音弥
一心に向かうデスクに我が尻は根を下ろせしや立つにたたれず
9
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橘
色薄い朱薔薇のアーチ潜り抜け憧れの家にいつか帰らん
4
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名鈴
わりなくも 寄り付きたけれど 物怖ぢす いかで見付くや 相思ふ人
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橘
急がずに焦らずに心穏やかに望めばきっと叶うこだから
5
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普徳亭大崇
弥陀仏の 御座す浄土の 錦かと 思う紅葉と 公孫樹の落ち葉
8
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シダ
とこやみの寒さはふかくしづみをる我を掴みてはなさぬ布団
1
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び わ
散歩道ニッコリ笑顔おじいさん変わらずいつも枯葉の掃除
6
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舞
学生ら吾が歳からは手つなぐも顔寄せあうもただ初々しく
4
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シラサワ
週明けに 「遅延」と響く ホームにて 襟立て呻く 黒山羊の群
9
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橘
辻々に野ボタンの色濃くありて心尽くしの暮らしに笑まう
6
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うすべに
南へと向かう冬雲見送って 霜の朝待つだいこん畑
6
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滝川昌之
袋とじネタにしている噺家の鋏となりて見せる扇子よ
9
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名鈴
世を保ち 世を渡すには 皆等しく 養生するに しくはなしとぞ
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さいおん
公乎愛 絆去物波 片恋乃 我曾泣流 悶焦而
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