詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
Aquarius
今時の若い奴らと批判するあなたにきっと若さがあれば
10
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へし切
夕暮れは むなしき空にものぞ思ふ 雲居はるかに君を恋ひつつ
15
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滝川昌之
一山の栗の実ありて台所 剥き炊く手間は里の長夜に
19
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恣翁
曲げし肘に頭を載せて居眠れる君に 部屋着をそっと羽織らす
10
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きくゑ
駆け出しの秋に袖口冷やされて七分丈より暇請われし
6
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茂作
貸し農園育てる野菜穫りごろか 味見の客は先づカラス樣
11
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横井 信
一冊の本と出会った図書館は金木犀の香る街角
13
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へし切
ひそやかに 置かれた場所で野の花は優しく咲けり 人も斯くあれ
17
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滝川昌之
八階のお好み食堂 半券をちぎられて待つソフトクリーム
15
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きくゑ
なめらかに心のしわをのばすよう無心のアイロン照り戻る麻地
6
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名鈴
夕されば 夏の名残の 日もさびて 時に合ひてぞ 物思はする
18
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御宿川蝉
夏草の蒸せ返る香の際立ちぬ 草刈り終へし 周圍の空き地
12
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ひげじぃ
積日の労苦を分かちし秋の夜は静謐な膳ふたり向かいて
12
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茂作
多武峰 變を談らふ丈夫の 絵巻伝へて蹴鞠の祭り
14
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横井 信
はやばやと秋の夕陽は傾いて街にのびてく鉄塔の影
15
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朝比奈
いつの間に蝉鳴く頃を過ぎにしや草葉の虫の声を聴きつつ
14
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へし切
吹きわたる 秋の野風に 萩の花 散りなむのちぞ 恋しかりけり
16
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滝川昌之
「なぜ角を取らない」なんて真似をした番組も失く過ぎる日曜
17
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恣翁
過ぎ去りし時代の香り 萎びたる乳房のままに 踊るアルテミス
11
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きくゑ
つよい風夜空ふきぬけ澄みわたる哀し庭には落ち葉の喝采
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