葛城のお気に入りの歌一覧
横井 信
道行けばみぞれまじりの雨の降る頭をめぐる年明けのこと
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萱斎院
望月もいつるかと見るよの冬に 冴ゆるすばるの玉ぞふりつる
10
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シダ
いさぎよきながれのいかうつめたきをのがれかへるは泥のぬるみに
1
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シダ
まつの間に枯れ落つはのみふき寄せてふゆは針もてさしもと覚ゆ
2
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ながさき
太陽の 次に明るい 星と云う 南の夜空 「シリウス」光る
10
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名鈴
君の居ぬ淋しさに耐へむ大雪の道に降り敷き踏み惑ふべし
9
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舞
歩み来て今あることを幸として二人で聴ける除夜の鐘の音
11
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名鈴
目に見えぬ 心魂 その様の 太るも痩すも 痛く覚える
5
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さいおん
吾船波 海若懸而 漕出而奴 行方不知 彷徨流鴨
6
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音弥
人の世は盛者必滅会者定離 宇宙規模でも結果同等
8
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名鈴
たまくしげこの世に二つ無き椿 諸手で覆ひ雪に濡らさじ
12
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名鈴
恨み果て 息の絶えなば その憂さの 凝りて死霊に 変じ荒だつ
7
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橘
過密避けそれに慣れしかいつの間に人多くあれば尻込みをする
10
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名鈴
然りとても取り次ぎ入れでひたひたと互に撫でて温め合ひたし
10
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緒川みるな
歳の瀬をはやちの如く降り注ぐ有明の雨靜もりて降れ
3
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音弥
陽光にメゲず残りし雪の枝「不思議」と聞けば「花」と教うる
13
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ながさき
法華経の 不軽菩薩の 修行こそ 世界を変へる 方途を示す
7
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ひめくり
青々と香りよきかな稲藁の正月飾りに浮かぶ夏の田
5
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ryotak
告別の式もなく逝く友がため、半年過ぎてミサ曲を弾く
10
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横井 信
山の端へ沈む夕陽についてゆく鴨の背中に十三夜月
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