滝川昌之のお気に入りの歌一覧
横井 信
花を待つスズメに混じるショウビタキ旅の途中にはずむおしゃべり
10
もっと見る
詠み人知らず
年をとり 肌の手入れを しない私 シワやシミが 手入れをさせる
3
もっと見る
斉藤沙魚
春陽射す中止となった約束に孵らなかった歌の卵に
10
もっと見る
夕夏
ゆきやなぎはるのひざしをはんしゃせりたたずむわれもしんからぬくし
6
もっと見る
詠み人知らず
ノイローゼ 彼と別れて 消えたいよ 人の気持ちを 考えない人
3
もっと見る
ななかまど
種もみをあがないきてもまだ殘るメルトダウンの影いつまでも
9
もっと見る
千葉 甫
横断の私のために自転車を停めた女から笑顔も貰う
8
もっと見る
詠み人知らず
幸せが 怖くて逃げてた 気さえする 不幸ばかりを 追って生きてきた
7
もっと見る
青き銀椀
月が瀬にゆらぎて映るその月の雲にも掛かりせせらぎに消ゆ
13
もっと見る
舞
エルフとかコロボックルとか人混みにまぎれてるよなサッポロの街
6
もっと見る
詠み人知らず
友人は 地元に帰れば 数人いる 連絡できず 音沙汰もなし
4
もっと見る
名鈴
麗しき 調べの添はば 埋もれむ 言の葉浮きて 永久に輝く
8
もっと見る
蔓葵
こころなき風のよそなる糸桜ほころびわたる春ぞさびしき
10
もっと見る
蔓葵
八重霞へだてぬものを風ゆゑにあらはれわたる四方の関の戸
10
もっと見る
び わ
結婚し五十七年経過橋庭のチュウリップ蝶がひらひら
3
もっと見る
青き銀椀
万両の話をすればヘルパーさん私は千両が好きと言ひき
5
もっと見る
KEN
もういいかい かざはな煙り まぁだだよ はるの陽射せば わらべらの影
10
もっと見る
横井 信
街灯のひかりを浴びて一本の桜は春の笑顔を配る
11
もっと見る
恣翁
玉垣の 赤き幟を揺らがする風 日蔭すら 凍て緩ましむ
14
もっと見る
洩矢転石
出て行ったきみはピアスを置いたまままるでぼくらのピリオドのよう
13
もっと見る
[1]
<<
1188
|
1189
|
1190
|
1191
|
1192
|
1193
|
1194
|
1195
|
1196
|
1197
|
1198
>>
[2885]