滝川昌之のお気に入りの歌一覧
夏深
夜桜を見むと待てり橋のたもとカランコロンと聞こゆ下駄の音
9
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夕夏
うたよめばふじのすそののひろさかなぜろからいただきひょうこうのさ
7
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寝惚亭奥地新吾
晴天にあくがれいづる我が魂は花にさそわれ風にあおられ
6
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詠み人知らず
駄菓子屋も 低い家さえ 消えていく 頭をあげて いざ社会人へ
3
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び わ
息子等の店の状態気にかかるウイルス影響少なくはなし
8
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名鈴
作りたる 心の内の 我が庭は あなあさましや 己の映し
13
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舞
旅をゆく妻は妻なり吾はわれ思い違えど同じ思い出
11
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みっさん
襲い来る洪水干ばつイナゴの群れコロナウイルス我らに知恵あれ
5
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横井 信
もう一歩 前へと進む五センチは足を引きずる自分の速度
12
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KEN
春の野は 消え行く星を 惜しむかな 朝日に蒼の 花目覺めさせ
11
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詠み人知らず
立つ鳥は 跡を濁さず 去るべきで 腹痛と口の乾きに 温い水を飲む
2
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うすべに
花便り 浮かれて春の冬桜 気恥ずかしげにうつむいて咲く
8
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青き銀椀
人の丈越すほどなれば三人で鉢植ゑ代へる木瓜の花なり
7
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夏深
しくじりも笑い飛ばせり生ビール一杯の為せる業と知りつつ
11
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恣翁
薄暮れの庭に 雀の多く来て 遊ぶ春の日 長くなりけり
16
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可不可
お花見も自粛で居ない酔ぱらひ 伸び伸び深呼吸する並木たち
8
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ななかまど
一条の光となりて走り来る帰れぬ街に鉄の道ゆく
11
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詠み人知らず
彼と私 薬指の指輪を はずした 終わりへの道を ただ進むだけ
3
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名鈴
祖たちが 命に向かひて 代代守りし ふるさと今や 主さへなし
8
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舞
エサさがす夕暮れカラス鳴く声もやや華やいで名残雪降る
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