夢士のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
爆発の一髪手前で耐えている 賢い民よ もう機は熟す
14
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紫苑
ほつほつと雨はとぎれておこたりのあちらとこちら我が宵やみの
12
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あまおう
優しげなサンダルウッドに包まれて きみの夢でも見なさいってこと?
23
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へし切
吹く風に流れ消へゆく浮き雲のあはれと思ふ命なりけり
24
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林林
夏紅葉 手入れの人の心技ゆえ涼しく風にそよぎもぞすれ
17
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芳立
とりつけの騒ぎときけど朝早く並ぶ人なきあて寝なりけり
6
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へし切
目を閉じてスローなリズムに酔いしれて肩を抱きて頬寄せ合ふて
23
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寧々
振り向きもせず紫陽花は掻き消えて雨雲ぐるり月が終はる
4
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南美帆
向かい合い食べる唇忙しく君は何故かな笑い転げる
11
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成瀬山水
文月に筆を執りたる若殿の凛と並びし短冊の色
10
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舞
傘ひとつ古き大路の京御所の緑もあらたふたり歩めば
23
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林林
梅の瓶 琥珀色なる 陽炎が いつもいつでも 揺らめいている
18
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コーヤ
百日も思い続けて変わらない百日草に吾もなりたし
18
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千映
シロツメの草で編みたる王冠を乗せれば四歳の吾王女さま
12
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詠み人知らず
夕立が乾いた街を叩きたり道路や人がにぎやかになり
14
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美津村
配り忘れて戻りゆけば常見ざる逆向きの街に夕映え明し
9
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矢車菊
ワンピース庭に干されし一枚の木綿の胸が風に膨らむ
16
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詠み人知らず
四季なれば巡りてくれど我が老いは秋冬のあと春夏はなく
14
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詠み人知らず
夏椿いちにち花の定めゆえ散り敷く庭に雨ふり止まぬ
20
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ミミンガ
また今年 朝顔の鉢 持ち帰り 世話をするのは 母の楽しみ
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