ななかまどのお気に入りの歌一覧
音蔵 雅秀
運命は 天が与うや 自ずから 選び手繰るや 知る由も無し
5
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へし切
あなをかし墓穴を掘るとはこのことか己が定めし法の抜け穴
15
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秋日好
ほととぎす羽を広げる常春はクックロビンの殺さるる国
5
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睡密堂
寒暖の差の激しさに龍の背にしがみつくように生きている
3
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恣翁
踏み締むるゴム長の下 道に積む新雪 幽く軋みたるらむ
11
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杜鵑草
おのづから人に具したる時薬いつか忘れむこの悲しみを
12
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敦希
高鳴きに響き熟した甘き果が 速贄に託す来る春の糧
6
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渡 弘道
雪降って別居先からライン来る復縁と思いきや教育費
4
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横井 信
三日月の浮かぶ師走の夕暮れに家路を急ぐクルマのライト
11
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茂作
縛られてじつと耐へたる白菜の そと葉を濡らす今日の木枯らし
15
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よひら
慰霊碑に手を合わせてるその横で幼子走り鳩の飛ぶ秋
7
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舞
地吹雪を駆け抜ける子ら羨しくも染まる頬には影一つなく
10
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なりあきら
道端の 落葉もすでに 萎む午後 街も月日も 暮れにけるかな
6
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音蔵 雅秀
青桔梗 凛と清しく 戦国に 想い誘う 美しき花
4
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詠み人知らず
極めれば また奥深し 課題あり 振り返る道 一の遠さに
7
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へし切
雪月花 清きこころにあるように 政治も清きに 人は和める
13
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西手心黒
法要の十年すぎればふるひともたれそむかしのかをわすれたる
4
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うすべに
風にたえ雨にもたえて燃えた赤 油断したのか終のひとひら
12
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痴光山
小学校の七十年目の同期会 大口、手を打ち、身をよぢる老母
6
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滝川昌之
何度書き何度消したか黒板に遺るベテラン教師の筆圧
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