さいおんのお気に入りの歌一覧
夕夏
うめこぶしじゅんばんどおりさきにけりそめいよしののぎりがたさかな
5
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舞
学び舎に別れの季節なごり雪君記憶へも残れこの色
10
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卓
雪まじる 春風ふきて 薄紅の 頬ふきぬけて 簪ゆれる
6
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なりあきら
菜の花が 黄色く染める 河川敷 ここは何処かと 惑わすように
7
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ななかまど
幾たびの雪を眺めてきた日々を懐かしむごと猫柳立つ
20
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トウジさん
置き土産弥生が残す底冷えを肴にして飲る熱燗一本
12
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谷真澄
社食にて愛妻弁当食す君に「幸あれ」と祈る片恋の午後
7
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谷真澄
埋火が人知れず炎抱くように吾のなかに燃ゆ君への片恋
3
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音蔵 雅秀
大和花 ほころび初めて 薄紅の 幕張る支度 あの青天に
9
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シダ
山はだの早蕨の香を告ぐる風聞くべき人の已になき春
11
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美生子
君と見る桜吹雪の向こう側雲は流れて空へ散りゆく
12
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ゴンちゃん
南風ひねもす受けて金木犀心の蔵に匂い残せば
3
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へし切
自転車の歩みを止める向こう風 春のあらしにまどふ街角
14
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なりあきら
咲くとみせ なかなか咲かぬ ひとときも 目のはなせない 桜花かな
9
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ななかまど
一畝を耕しふいにわきあがる結句七音みみずが笑う
17
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芳立
七つめの花びらなくてつみ雪はけふ春分けの日にぞ解くべき
4
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仙人の弟子
古都の夜の 宿の池辺に 鹿ぞ鳴く 春の嵐を 愁うが如し
11
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へし切
夕暮れは春を近みかぬばたまの今宵の月夜かすみたるらむ
28
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常吉
夢一途 あの人想う 道すがら空を見上げて また涙かな
6
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恣翁
夕映えの 燃ゆがに包む家並みに 季を忘れて風花の舞ふ
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