ゆびきゅのお気に入りの歌一覧
ライテウ
アブダビに降る雪のことおもへばほらひきがねが絞られていく
2
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バター風味
北を指す 方位磁石の その先に 故郷ありと 思い募らす
4
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バター風味
もちっと 体力気力 あればなあ もちっと君を 守れるのになあ
3
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やねうらねこ
ほんたうはさうなのだらう濡れそぼつ草の穂ちぎつて捨ててしまへり
6
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檀可南子
早くきて抱きしめて深くつながって 終われば帰ってくれていいから
9
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卯月
科学者は観察すべし人類が滅びに至る過程ですらも
4
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澤木淳枝
うつせみの 身をあづくらむ 夏草の 野に兵が 何を願ひし
12
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詠み人知らず
畦道で真っ赤ななかに一輪の白彼岸花ひときわはえし
13
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芳立
阿片ほどわろからずとてやめさせず吸ふに吸はせて税を増すとは
9
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向日葵
夏の恋去り行く人を見返すと咲くリコリスは毒含みつつ
3
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でくのぼう
時ながれ 沈む夕燒け 泪せし 故郷偲べば 解ける悲しみ
8
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羽
あとがきにしるす思いとしるさずにしずむ思いをなみ縫いにする
22
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K-TAI とも
奏なる名前を聞きてたれ思ふ 高月かなで 立花かなで
2
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詠み人知らず
歩を止めて香の音訪ねる金木犀哀しき吾子は厠の香ちふ
10
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紫苑
秋の手の空を拭ふさ色うすきどんぐりはらら散り敷ける午後
5
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薫智
誰だって苦しいときが伸びるとき深みと強さにじみ出てくる
8
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恋花
奪うとか落とすだとかは抜きにして嫌われるのがただただ怖い
6
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風橋 平
緋紅 手鞠のごとき房なして秋陽は菊の花となるらし
6
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浅草大将
温らかに陽を浮かべつつ真昼中流れぬ堀をゆく舟もなし
8
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さめ
千の男に慕われる 王女の如きキミがいま 餃子を頬張る
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