ゲンセンカン主人のお気に入りの歌一覧
falcon
絹雲の高く流れて秋かよふ地上はいまだ灼熱なれど
14
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螢子
天高く小鳥囀る春ありて手の届きそう秋の囀り
8
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舞
み佛の御指の内にこの世あり 優しきお顏何見たまひて
6
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恣翁
門に出でて 霜枯れの野を 眺むれば 虫切切と 月冴え渡る
24
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falcon
君とひし跡も久しく月映る松の梢の秋の初風
12
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詠み人知らず
魂の宿る言葉でなじり合いわろき うたのわ あぢきなしさま
29
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浅草大将
伐れぬまま庭に育ちし大桐の散るに亡き娘の齢を数ふる
28
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浅草大将
夏木立今は色濃きみどり葉のいづれか秋を先がけて散る
16
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紫苑
陰陽をあざなゐて舞ふ黒色尉・白色尉のひと夜を統べる
10
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猿ノ丞狂介
誰がために鳴る鐘にしもあらなくにその音を聞けばまづぞかなしき
35
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falcon
振り袖に散りくる花よ春の風香をだに残せ君がかたみに
4
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falcon
枝先にとまる小鳥のかたちして辛夷は白く咲くを待ちをり
13
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falcon
奥津城に深く秘めたる紅の旗に包みし春の屍
8
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falcon
朝霜をくれなゐに染め山茶花の散り敷く道に春の足音
9
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falcon
咲き初めし花よりほかにかげもなく待つとなけれどひとの恋ひしき
10
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粕春大君
子をおもふ心は同じ小野つ鳥雉子鳴くなりもゆる春陽に
15
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粕春大君
下草の葉すゑに白くおく霜のわたる冬野の星月夜かな
14
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falcon
飯桐の落つる実惜しみもとほるにあはれ木枯らししきりて吹きぬ
9
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falcon
あくがるる思ひはてなき紅椿散る別れこそかなしかりけれ
6
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falcon
凍る月仰ぐもかなし来し方は絶えぬ戦と憎しみの影
6
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