庭鳥のお気に入りの歌一覧
半格斎
道の辺の花におそはる命かな茶臼の山の小春日のなか
21
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有為
あしひきの長夜はものこそ思はゆれ居待の月の影ふみもせず
8
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有為
冷たきはおのれの手なり真菰刈る水の深きに流れ星ふる
11
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鮎川 鯖
「人と違うことがしたい」と言うあなたその台詞がもう人とおんなじ
8
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まがね
暖かい秋に戸惑う枯れる木々赤黄緑とまばらに並ぶ
7
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岩崎純一(純星)
石蕗や花もあはれに艶なして葉の間も清き冬の夕暮
8
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まがね
この本が面白いのでもう少し洗濯機の中お待ちください
5
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うみ
勝ち組と負け組などと言うけれどアケビを取ったことがあるかい
6
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浅草大将
あしひきのやまと心を尋ぬればはぐれ千鳥の磯のなきがら
15
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ふきのとう
早々とおせち料理のカタログは上辺ばかりの華やぎ見せる
11
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山桃
悩ましき剣士ありとふ薄葉の抜き身反り身に夜陰に乗れり
3
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ねずみ
そらにみつ大和の國の秋風は冬が來たりと告げて吹きゆく
5
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島祝
山里の時雨に着つるさ衣はからくれなゐのもみぢなりけり
18
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つきの
実りある喜び全て手渡して苅田に広がる寂しさ、秋
3
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舞
色の無い雨に濡れ座す秋の御所傘に寄りつつ妻と訪ねる
14
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詠み人知らず
嬰児よ秋の盛りよ祝福の金木犀の絨毯を踏む
19
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詠み人知らず
小さき手空を掴んで口に入れ何食べてるのん?秋食べてるのん?
9
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詠み人知らず
天高くちいさいてのひら伸ばしては転びながらの大きな一歩
16
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みやこうまし
ときどきの世の争いを知らされぬ時代祭りは甲胄の列
7
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紫苑
白鳥の渡り来してふ友の住む陸奧に地震いまだ止まざり
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