朝比奈のお気に入りの歌一覧
葛城
のどやかに過ぎれば善しとこの日々を僅かに記すお目ざ食しつ
12
もっと見る
ななかまど
雪ふくむ虎落の風の吹きたれば夢にでて咲けエーデルワイス
11
もっと見る
名鈴
との曇る 空も心も 耐へかねて 後夜に降りけむ 密かなる雨
16
もっと見る
葛城
煤払う用意に開けし物置の片付けがまず先決となり
11
もっと見る
ひげじぃ
とまり木にひとり坐りて一年の凡作駄作にグラス合わせり
12
もっと見る
只野ハル
夕暮れの電車の中で人々はスマホの中に存在を消す
4
もっと見る
只野ハル
逃げたいと思った夜に逃げ込めるところ浮かばず天井を見る
6
もっと見る
桃山
詠んだ歌メールで送るルーティーンこのごろ少し乱れがちなり
8
もっと見る
青き銀椀
「ただいま」は春のこころを持ち込みて家のぬくもりへ帰るかな冬
8
もっと見る
へし切
知は 時に刃のごとく 傷つける 情けの鞘に良く収むべし
15
もっと見る
名鈴
露しげき 夢の寝覚めは 闇深き まだ明け暗れの 辺りなりけり
20
もっと見る
名鈴
枝に残る 秋の形見の 紅葉葉を 嵐惜しまで 吹き散らしけり
24
もっと見る
名鈴
雲晴れて 此方此方に飛ぶ 婚ひ星 空にも恋の 満つる夜かな
17
もっと見る
名鈴
辿る道も 尋ぬる宿も なかりけり 西の彼方を 眺め遣るのみ
20
もっと見る
萱斎院
くれなゐの袖をぞみがく月さえて もみぢ葉をしむさをしかのこゑ
13
もっと見る
KEN
冬ひなた 椿かがよひ 軻遇突智の 声と空耳 愛宕の社
12
もっと見る
茂作
打ち揃ひ冬を迎へる葱の兵 列を亂さず寒きに耐へよ
18
もっと見る
び わ
参加する礼を忘れず穏やかに臍下丹田鍛えて息心動も
7
もっと見る
名鈴
敷栲の 枕片去る 思ひ寝の 幾日経るとも 慣るべくもなし
20
もっと見る
舞
冬仕舞うリンゴ畑の木枯らしに独り農夫は木々を労る
11
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[53]