朝比奈のお気に入りの歌一覧
葛城
草の実の匂い微かにつややかに色も際だつ新米の白
18
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音弥
命終えし宿主みすて一晩でダニらは逃げる粉撒くように
12
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ひげじぃ
枯れ葉落つ裸木なでて薄ら日の陽はおおらかに雲間もれ来し
9
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名鈴
由のある 家の風こそ 守らめと 主の留守も 忠実なる長人
22
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舞
朝焼けのうす紅色のむら雲のかなたに白き冬の三日月
10
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葛城
明けきらぬ霜月の朝を降りつのる山茶花時雨に冬思う頃
21
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名鈴
門出より 日に異に君は 遠そけり 今は何処の 旅の空かは
20
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名鈴
慰めに 今また読みし 君が文 却りて悲しき 心まされる
25
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名鈴
忌む月を 君も見るらむ 九重に うち差す影に 心を砕き
21
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名鈴
陸路かは はた海路かは 君何処 鳥にしあらば 離れざるものを
24
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音弥
ベイウィンドーに夜空眺めつ小一時間月食さかなに一人酒盛り
9
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葛城
日の神の岩戸に籠るそれよりは静かに暗き月読の影
13
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へし切
さざんかの花咲き初めて 生垣の色も華やぐ 冬近し頃
18
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橘
目障りな者がなくなり舞い戻るアクドイ管理者あんたの事よ
13
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河のほとり
富士の嶺の白きを見れば荒磯の波も雪かとまがへつるかな
10
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名鈴
一日経ば 三年も待てる 心地して 忽ちに来る 千五百秋かな
20
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葛城
人間の留守を狙って入り込み我が物顔に臭気をばらまく
14
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桃山
自分なり楽しみながら行くはずの目前の道閉ざされてあり
9
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ひげじぃ
温泉の湯気に吐息はまぎれこみ露天のぼりつ星々に消ゆ
12
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トウジさん
方丈に足らぬ一郭吾が領分酒杯重ねて歌を詠みなん
7
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