波端のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
高照らす 日色を冩す蒲公英 和毛なるまで三日悅ぼふ
3
もっと見る
詠み人知らず
三日月はつかのま雲の陰透きて静に降りぬ夜半の梢に
15
もっと見る
村上 喬
歌詠みのよみにあらねばいささかのおり積もりたる水底の月
13
もっと見る
三條
もうぼくの美しさなどあなたには火星の砂と同じでしょうが
5
もっと見る
シダ
年ふりし樹下には止まる人もなくこの春もまた行き過ぎぬべし
8
もっと見る
紫苑
しなだるる思ひとどめて地に染まず木香薔薇のしろき花房
18
もっと見る
杜鵑草
枝垂れたる木香薔薇の匂へれば君がみ髪に花を挿頭さむ
13
もっと見る
詠み人知らず
ぬばたまの黒き髪の香をかげば甘き異郷の夢の香ぞする
6
もっと見る
こるちぞう
ぬばたまのえすぷれつその深き濃き舌にころがす玉の雫よ
4
もっと見る
KEN
花水木 何ささやくと 上枝見ば 微かにスピカ ぬばたまの二時
12
もっと見る
へし切
入園式 お祝いしてるよ花水木 のびのび育て 君の未来に
19
もっと見る
恣翁
花水木 濡れてぞ彩を 深めける 通り過ぎゆく あたたかな雨
35
もっと見る
詠み人知らず
春の雨浴びつつ開く花水木うす紅色の雫こぼしつ
10
もっと見る
杜鵑草
花霞はるや昔の夢ならむ覚めてそ夏の気をば覚ゆる
14
もっと見る
香林 塔
朝靄に紫烟の蛇の背に乘りて消え行く夢を見二十歳になりぬ
3
もっと見る
さいおん
此野辺 朝開風 多吹 今落花 舞者愛寸
14
もっと見る
シダ
散りぬれば色も褪せなむ花びらの末期の舞に染まりける風
11
もっと見る
夕桐
花霞おぼろ月夜を纏ひては儚き香の花の散るらん
17
もっと見る
さいおん
薄雲 天沙度 朧月 傾間 寐不勝可聞
9
もっと見る
雨夜
いかさまに空のころもへ魚子うつ雲は戲れ魚をかたどる
11
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[19]