桃山のお気に入りの歌一覧
名鈴
北山の 雪降る様は 聞きしかど 西の海こそ 知らまほしけれ
45
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名鈴
今日もまた 都は並べて 平らかなり 鄙の憂へは 隠ろへばまむ
16
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荒野のペンギン
おん祭り 無事に終えたる 大和路に 鹿の吐く息 白く残れり
9
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へし切
悪知恵の働く者の多かるは 本は制度の不備にあらむや
18
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音弥
降り積むも降り積もらぬも雪任せスタッドレスの出番はあるか
20
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朝比奈
山眠る冬将軍の駆けり来て間なしに覆う白き峰々
20
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葛城
朝日射すまでの命よ白妙の雪を被りて庭は静まる
18
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名鈴
あだに鳴く 夜の烏の 空頼め ころくころくと 胸を騒がす
30
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荒野のペンギン
サイレンが 師走の街を 駆けてゆく どうぞご無事で どうぞご無事で
12
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音弥
自転車は降りるバイクは走りやむ雪を混じえて突風吹き巻く
13
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千映2
三枚のガラス突き抜け虎落笛眠れぬ夜をまた長くする
10
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紫草
一本の髪留を抜けばわらわらと髪はほどけて堕落のるつぼ
17
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名鈴
辿る道も 尋ぬる宿も なかりけり 西の彼方を 眺め遣るのみ
20
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舞
ひと夜にて雪の花咲く電飾にコロボックルらの影群れ遊ぶ
15
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葛城
のどやかに過ぎれば善しとこの日々を僅かに記すお目ざ食しつ
12
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朝比奈
氷雨ふる師走の街の電飾は人それぞれの眼を過れり
14
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名鈴
雲晴れて 此方此方に飛ぶ 婚ひ星 空にも恋の 満つる夜かな
17
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橘
なんとなく季節外れのアクアリュウムに生きているよと金魚寄り来る
12
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河のほとり
もみぢにもあらぬ袂をおほかたの露やはかかる色に染めたる
7
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舞
さらさらと時の流れに手をさらし指に残れる君の面影
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