桃山のお気に入りの歌一覧
朝比奈
零余子なる小芋を取りて小春日に妻茹でくれし麦酒のあてに
10
もっと見る
只野ハル
さようならすべてのエヴァンゲリオンとまた一緒に言ってる暮れの夜
5
もっと見る
橘
しょうもない私はしょうもないなりに悩みの中に今日も生きてる
12
もっと見る
葛城
朝飯の後なるまだきうす寒き一間に白き茶の湯気の立つ
16
もっと見る
名鈴
微睡めど 片敷寒み 風の音に 寝聡く目覚め つとうち明かす
65
もっと見る
葛城
裏山に伸びし青竹今年もや伐りて設う門松のため
20
もっと見る
朝比奈
一線を画して後のマイライフあれかこれかとカタログを観る
18
もっと見る
音弥
世に悪の栄えたためしなしと聞くが天網恢恢疎にして 漏らした
19
もっと見る
へし切
太郎焼き 甘い小豆を煮るかほり 冬空の下 ひとつ贖ふ
15
もっと見る
朝比奈
散るを見ればなべて惜しきを若き枝の花と思えば更にいたまし
21
もっと見る
へし切
若き日を思えば今は懐かしい 君と歩んだ道を辿りつ
17
もっと見る
橘
実家から持ち帰りたる富有柿糖度は高し剥きて食べれば
18
もっと見る
行宮偏(仮之名)
ううあああ寒む寒む寒ーむでもこれがなんか冬至の醍醐味であり
8
もっと見る
渡 弘道
クリスマス左右に踊る紙コップベンチ横たう寝袋一つ
9
もっと見る
茂作
さきたまに眠る刀劍陽を浴びて 若建命いま甦る
18
もっと見る
荒野のペンギン
親として 最後の務めは 皮肉にも 吾子の通夜にて 喪主となること
13
もっと見る
び わ
青空に飛行機雲が弧を描き朝日が昇り次第に溶けて
10
もっと見る
名鈴
霜枯れの 色ばかりなる 草の原 縁の紫 一つだに無し
41
もっと見る
高松 蓮
電線の 半ばで陣取る 鵯よ 今年を思う 空青き朝
9
もっと見る
ひげじぃ
新しき手帖めくりて縁側の佳き日願ひつ猫の爪切る
23
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[143]