おじいのお気に入りの歌一覧
名鈴
雨の夜に 忝なくも 時めかる 身の仕合はせを 知りて震ふよ
9
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艸介
風寒く 釣瓶落としのこの頃は 歩き出ればすぐに夕闇
5
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ななかまど
忘れまじチェックリストの最初にはマスクとす新生活様式
7
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灰色猫
こんなにも心がぎゅっと痛いのは痛くなるのは月のせいかな
7
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Chico
ちちのみのひとり住まいを磨く ちち みてしまひたる日や 神々の黄昏
14
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灰色猫
水というものにはじめてふれました初めて海に呼ばれたみたい
5
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ななかまど
一椀のなかに救いのあることの米あまり告ぐコロナ禍の秋
18
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みをつくし
よとせ前生涯の友旅立ちぬ 曼珠沙華燃ゆ九月末日
25
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みをつくし
紅葉の不思議尋ぬる幼子に遺せし父の絵手紙褪せじ
20
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わび助
眠りから覚めて七日のあの声は産声なのか遺言なのか
8
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河のほとり
世にそむく道の奥にもかなしさのありとな鳴きそ山ほととぎす
13
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夢士
夜の街静かに更けて月の出づいつしか暦は水無月となる
9
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うすべに
むらさきの煙たなびく夕間暮れ 灯影やさしく猫の呼ぶ声
10
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横井 信
少しずつ色づいてゆく柿の実をじっと見守る刈田の案山子
11
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舞
ひと絶えて古き夢なる兵の城址に寒き秋風の吹く
15
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舞
何時からか遠きふるさと土の香に触れること無く歳を経るかな
6
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詠み人知らず
年おんな令和も暮れて老いの坂めくる暦の薄さはかなく
16
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ながさき
法華経と 仏の願ひと 行者あり 御身いかでか 助からざるべき
12
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ななかまど
コオロギの恋の鞘当てかしましく気長に聴こう秋の駆け引き
12
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滝川昌之
望月を恋愛成就に例えれば満つ直前の夜の楽しや
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