えんとつcaféのお気に入りの歌一覧
北窓
降り止まぬ雨に流れて水底へ沈んでしまう土曜日の朝
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KEN
この星は 振り廻されて 風を生む 災いの風 幸せの風
10
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青き銀椀
水銀が教へてくるる目盛り見て今しばらくの我が身信ずる
13
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吉野 鮎
さればこそこころに色を抱くやふに十六色のくれぱすを購ふ
14
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KEN
染め切れぬ 心内かな しろたへの すずしろの花 畑にひとつ
12
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ましまし
別校舎昇降口前に咲く梅 遠まわりして梅見をしにいく
8
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ましまし
「さようなら」そうしてひとり残された 蛍光灯の消える教室
14
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内藤芽亞
生きている証を神に知らせたい夜空にライトの灯りを向ける
8
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KEN
零時過ぎ 散り花ばかり 騒ぎけり 新宿行きの 停留所前
11
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綿釣
春昼や人絶ゆる街の片隅で電光掲示板のおしゃべり
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滝川昌之
眼裏の桜は遠き学び舎のセーラー服の君に散りゆく
19
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綿釣
祖母と二人自粛生活 昼たべた?あのねばあちゃんそれ三回目
10
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横井 信
仕事へと集中すれば外は雨 通話アプリの慣れない会議
10
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ましまし
土瀝青つらぬき芽生える春の息吹 私はちゃんと見ているからね
5
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名鈴
火の消えば ともに死なむと 二人期し 終はりの枝を 焚火に放つ
13
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可不可
見送りたい先輩なんて居なかった 花びらだけ散る散る散る散る
12
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滝川昌之
尾道の猫の目線で駆け抜けた坂と時空と少女の恋と
23
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灰色猫
月光にほのかに灯る夜桜のその沈黙に耳を澄まそう
12
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千葉 甫
段ボールの箱の間に首入れて隠れたつもりの猫の尻突く
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灰色猫
春風をみそひともじで歌うとき心のなかで舞い散る桜
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