えんとつcaféのお気に入りの歌一覧
名鈴
思ひ交はし ともに住みたる 一つ家も 心のあきに 風塞き敢へず
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舞
校庭の今年の桜子どもらは知ることはなくひとつ大人へ
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君への愛?そこになければないですね。再入荷までお待ちください
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恣翁
どぶ川に 物憂く繋ぐ 日に焼けし舟 どんよりと幻燈のごとし
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滝川昌之
錆びついた熊手に遠き潮騒と子らとあさりの格闘を聴く
17
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ななかまど
雪どけや水に山靴ぬれはじむ山に近づく山が近づく
14
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ななかまど
空に描く書家のようなりつばくらめ草書の「う」の字いともた易く
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青き銀椀
明けゆくを三日月も見へぬ空仰ぎいやに心の障る風かも
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舞
買い出しに父は子を抱き母はカゴマスクに負けぬ笑みは洩れつつ
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可不可
メールより私の声が聞きたくて スマホ鳴ったら嬉しい 一日
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うすべに
野の花にやさしく触れて名を告げた 頬をはさんだ同じしぐさで
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あおば
背後より夕闇せまる晩春の平野に風の立ちてつめたし
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吉野 鮎
生れし兒の健やかなればその母のウィルス消ゆと初夏便り
14
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滝川昌之
キャンパスの蒼き友らを纏うよにネモフィラ色のボタンダウンを
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ななかまど
疫病に生きた空なく普通とはこんなに泰きものかと惟う
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舞
ささやかな神話ひとつを聞くごとく花の名ひとつ教えられたり
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うすべに
あこがれたうす紫の髪かざり 藤咲くころの淡い思いと
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滝川昌之
襟くわえ逃げ出す子猫を巣に戻す母猫役が似合う都知事は
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夏深
新緑を纏いて木々の美しき風にそよぎてなお麗しき
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名鈴
ふるさとの 雲の様子を 見る慣らひ 今は疫病の 便りに戦慄く
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