詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
舞
春彼岸墓所へも行けず親不孝思い出浮かべ酒供養かな
8
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ななかまど
お彼岸の無口な父の側にいて戒名三度呼びかけてみる
8
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横井 信
頬撫でる清し風吹くせせらぎに彼岸桜の花びらおどる
11
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KEN
彼岸前 あるじ待てずに また散りぬ 比曾の山茶花 人住まぬ庭
10
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ななかまど
惹かれるという字に若の漢字ありいくつになりても心きままよ
11
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うすべに
梅の香にめぐる季節の糸たぐる まんさくの咲くふるさとの山
9
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KEN
あぶら菜は 野分に耐へて 冬に耐へ 天に微笑む まだ荒ぶ岸
12
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名鈴
言ひ語らふ 人だに去りて 思ひ侘び 月追ひ西に 海渡るべし
11
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ななかまど
春という頁のあたまにいつも居て色なき山に満作の舞い
11
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ななかまど
三月のひかりと風はさすりたり猫柳の穂わたしの春だ
10
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滝川昌之
雨後に立つ朝霧に浮く江の島はマチュピチュごとき天空の城
19
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名鈴
何処より 来たりて何処へ 行かむとも 今日の花愛で 今宵の月褒む
20
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蔓葵
かへるさの我がなぐさめと梅の花匂ひそめたる春のあけぼの
11
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さえね
空の色は昨日と何も変わらねど生徒のいない三月が来る
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名鈴
人笑へ 新しき言葉 唱へては いたく遊戯する 我物狂ひと
9
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夕夏
ふきのとうゆでてきざんであえてたべしょくごにかおるてのひらのはる
12
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千映
絹の雨コロナウイルスゆるゆると流して収めて出来そうなのに
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西村 由佳里
大切と言われたことはないけれど干した布団は君のぬくもり
6
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ななかまど
われにして涙と怒りと喜びを心のままに短歌は器
11
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千映
感性の違いが暮し半世紀ようやく認めあえる連れ合い
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