詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ななかまど
雪降らす神の在せば暖冬の今年の農やいかにするなん
11
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横井 信
霜降りてかじかむ町の陽だまりにそっと集まるおしゃべりスズメ
13
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舞
雪知らぬ南の街の青空のあっけらかんと明かき立春
11
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名鈴
如何様に 変化したるか 探れど 見顕さぬが いとどもどかし
12
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恣翁
童らの雪釣る空は 一面に 凍りし雲の灰を流せり
16
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赤石仙人
それぞれに運命背負ひ生きる人間(ひと)使命を悟らば惑ふことなし
7
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西村 由佳里
まどろんで心が楽になったからきっと今夜も星を見つける
10
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滝川昌之
喫煙はしないが稀に他人(ひと)の擦るZIPPOの匂いに魅かれたりする
15
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KEN
重き闇 冬のさくらは押し上げて 千手菩薩の如く我觀る
12
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河のほとり
ふりゆけばつらき命もまぎれつつ夢にまさらぬ春のあは雪
16
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滝川昌之
あと何度逢えるだろうかと東風に問う春待ち顔の梅の古木は
24
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inosann
何色に変わるか分からぬ空の色 娘と彼氏の愛の行方も
23
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蔓葵
佐保姫の衣はるかぜ香るなりかすみひもとく梅の初花
15
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芳立
長江のほとりの街はとざされて医師らに夜も年も明けざる
9
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滝川昌之
名のみ冬 霜も降ろさずゆく季節(とき)に早や起こされた辛夷の花芽
18
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萱斎院
ふふみぬる花をば知らで来ぬ鳥に うたてこころの春は待つまじ
13
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KEN
夜の全て 薄墨に染め 立つ霧に 冬鳥の聲 迷ひ漂ひ
12
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ながさき
何のため 生まれてきたか 問ふ人に 恩師は答ふ 「楽しむため」と
12
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滝川昌之
中古車のエンジン音でも探るごと俺の鼓動を取る聴診器
13
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横井 信
数輪の花も開いてヒヨドリのまだまだ歌う冬の宴会
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