名鈴のお気に入りの歌一覧
蔓葵
八十島や真帆のはるかぜ吹きわたり花にこぎゆく海人の釣舟
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千映2
今だからこその便りは手書きする嬉しさ二倍と友からスマホ
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水無月
ひらひらと洗濯物をくぐりぬけ黄揚羽ゆきて初夏の風吹く
11
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空き缶
体感が無いゆえ言葉失いてただ無事なこと祈るばかりで
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滝川昌之
落花した躑躅の着地はテント型泊り客など招いて灯る
18
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御宿川蝉
離れても絶えぬ想ひや ほととぎす 帰るにしかず と 友に伝えよ
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へし切
五月来ば何を憂しとや不如帰 初声聞けば吾も侘びしも
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松本直哉
脚と脚手と手からませねむりけりほととぎすなくよるはやさしく
8
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橘
広々と五月晴れにはならぬとも希望を持てるチラ見えの青
7
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音弥
人の世の利害の域を既に越えロマンの海に客船は果つ
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舞
現れつ消えつつ流る釧路なる大湿原に銀の春小雨
6
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横井 信
ジョギングで流した汗にかわず鳴くみどりの揺れる初夏の田園
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やまざくら
寄り添へぬ 君を心に 四季かさね 疾くすぎ逝きぬ 信濃路の春
9
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シダ
心とは臓器ならむや血流の早まりぬるをつめたく覚ゆ
4
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可不可
燃費わるい私の体はスポーツカー また食はないとガス欠 でも
6
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ryotak
農を難み、継がざる家の農用地、廃れて転用思ふころかな
7
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へし切
花水木はや咲き初めて世の中は時知り顔に夏の色なる
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柊+
しづやかに菖蒲を染めて糸の雨 春が佇む八十八夜
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葛城
明日よりは降る雨の名も五月雨と變ずるなりや暦のままに
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舞
贅沢すひと夜泊まれる湯の宿の名しらぬ鳥と川の瀬の声
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