朝野沙耶のお気に入りの歌一覧
美生子
何気なく描いた祖父の似顏絵は鼻の穴だけ不思議とリアル
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ななかまど
朝の寒ほぐしつつ行く散歩道 細きししむら春光照らす
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滝川昌之
今君はアンダーパスの底にいる昇るしかない光目指して
22
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うすべに
降りやまぬ雨のしずくにひとりごと 追えばよかったあの人の傘
16
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へし切
生きている 今生きているだけでいい それが誰かの生き甲斐だから
13
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トウジさん
操りの小芥子のように動いてる冴え返る朝縮こむ手足
7
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夕夏
ふきのとうしょくよくましてむねやけもかいしょうするもにじむたいしゅう
5
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茂作
聲聞きしことなき雛に聲かけて ともに遊べと誘ひしをさな
16
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夢花火
染めた紅 マスク重ねて 意味もなく 健康見直す 鏡の唇
1
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渡 弘道
バツイチ自宅付き前科無し再春を待つ晩秋の鬼これに
3
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シダ
雲ひとつ立たぬ伏見の午の日に徒とや思ひ通る雨かも
6
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千映2
もうこれが最後の雪になるだろか花観る頃にこころを馳せる
7
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横井 信
窓際に静かに咲いた紅梅の春の香りに集まるメジロ
14
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海野 冬雪
若者に「戦え」言うは軍国のみ おやぢのケツは おやぢが拭けよ
2
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音蔵 雅秀
楽しげな夢にいるらし 愛し子は 笑い声立て眠りおりけり
2
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Aquarius
我々はみんなこの世の障害者重い軽いの違いはあるが
2
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夕夏
さべつだとなんでひげするおやまあよじじつむこんとおもえぬけれど
4
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白﨑さき
君と見たプラネタリウムから摘み取った黄色にひかる星のスパイス
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白﨑さき
月明かり白飛びするほど夜は暗い泣いてる君を照らすには弱い
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海野 冬雪
捨てられた母が導き飲みし水 上手鉢 明日は知れず
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