きりあのお気に入りの歌一覧
ふきのとう
越前にお市の方の辞世の句はかなさ誘ふほととぎすかな
7
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只野ハル
善の属性しか持たぬロボットの育てる子らは善人になる(?)
6
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只野ハル
梅雨寒のバスで触れ合う夏服の肩の温もり振り向けなくて
6
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紫苑
うまごやし傾ぎ戦げる青年の形なき胸に風のなぐさみ
18
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浅草大将
ふみ見れば忘れ難きもおほ江山またもいく野の道の半ばに
16
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舞
一輪の妻と親しむ花ありて歌は詠めぬも啄木を思う
9
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緋色
まちがいを正したあとの静寂をその人だけが明日と名付ける
52
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きさ
詠む文字のひとつひとつに秘めたもの三十一文字は素数と気づく
13
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ケンイチ
不味いとか言えない夜もまた良いさ焦がしたと泣く君の背中に
8
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falcon
白無垢におつる涙か卯の花の濡れるもゆかし村雨の庭
21
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白亜
遠い日の花かんむりをあげましょう。そしてふたりで歩きましょう。
13
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只野ハル
そしてまたひとりに戻り雨の午後思い出しながら泣くだろうか
5
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浅草大将
口にする夢は壊れてしゃぼん玉とんでもないと思う尻から
11
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まるえふ
今を生く明日の事など興味無く星が願いを聞くわけで無く
7
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舞
感じるも言葉に出来ぬ一言を如何に伝えん三十一文字に
13
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詠み人知らず
ほととぎす去りがてに鳴く木の闇やまだ晴れやらぬ心宿らむ
19
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詠み人知らず
春は名のみ歌い損ねて夏来ぬる思い出すのは椰子の実ひとつ
8
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まるたまる
淘汰するとはなだらかに平らして静かに消えるわたしもいつか
13
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三沢左右
騒がしいディストーションのストラトの8ビートでハシる心臓
15
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林ユキ
憎んでも許されますか喉ふかく突き刺す鉤(はり)の銀のきらめき
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