たけくらべのお気に入りの歌一覧
舞
西行の歌一首あるふるさとを何時か歩まん妻とそぞろに
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まぽりん
継ぎ紙に今日も流るる恋がたり書きつたへたる水茎の跡
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舞
枯れ木らは遠き薄日を掴まんと手を伸ばすがに風に震えて
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呉竹の憂き節
身の憂さをながめ過ぎにきさなきだに深山も嵐さわがしの世や
2
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詠み人知らず
手のひらで温めたなら溶けてゆくショコラのような貴女の愁い
20
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へし切
くれないの己が血潮に身を染めて凍てる大地に冬の薔薇燃ゆ
23
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まぽりん
あき果ててかれゆく人を留めかね我が身にしむるこがらしの風
37
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コーヤ
雲と霧目まぐるしきも動きゆき青空に浮く富士くっきりと
10
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舞
幼くて優しさのみの恋なれば君奪い去る力知らずに
16
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野々花
すっかりと過保護になった鉢植えを窓辺に並べ花殻を摘む
12
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工藤吉生
美しく映る鏡があるならばそれには映らないよう走る
5
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林林
花梨の實 銀杏に切りて十重二十重砂糖と祕密の戀をしてゐる
16
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まぽりん
追ひ風に裳裾おさふる少女子の紅絹裏にほふ秋ぞ闌けゆく
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恣翁
燃えさしの燐寸の 水に消ゆる音の耳につくほど 静寂ぞ深き
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