夕夏のお気に入りの歌一覧
舞
来ぬ ひとよ 立ちては問うも しらたまの まつのみどりを濡らす朝露
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灰色猫
舞い踊る蛍に君がいるのならこの指先に止まって欲しい
3
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へし切
夏の夜の待ち遠しいかな 蛍火のこころに灯す 君が面影
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830
帰り道娘の肩に取り憑いた田んぼから来た真夜中の乱
1
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ななかまど
日は落ちて蛙の繁く鳴く声が田の面に満ちる立夏の夕べ
4
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飛和
蒼空に白き足跡つけし君その無邪気さがいと愛ほしい
2
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舞
いずこへと続いているか飛行機の雲へ手伸ばす少年の夏
2
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横井 信
退屈な日々の暮らしを抱きしめて次の一歩をそっと踏み出す
5
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灰色猫
損得で動くのではなく優しさで動けるただの人でありたい
4
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さいおん
外に見し 興の無かりし 重ね見の このうたのわの 由ぞあやしき
2
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洩矢転石
うたのわにきみへのうたを寄せるたびあかりを求め闇を眺める
1
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横井 信
朝露に湿気った草を踏み分けて大地のかおる駅までの道
17
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名鈴
野分去り 心も平に なるべきを 細波止まじ 君を恋ふれば
17
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河のほとり
かなしみはかくこそありけれ白雲の立ちてもかつは風に消えゆく
14
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滝川昌之
稲穂守る鳥影の無き野分から着乱れながら踏ん張る案山子
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名鈴
つばくらめ 古巣は親が 守るとや 雛飛び立たば 里見返らじ
13
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河のほとり
道の辺の木の下ごとに過ぎ憂くて急ぐを知らぬ夏の旅かな
13
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滝川昌之
腹話術ごとく聞こえるリーダーのなぞる台詞に明かりは見えず
12
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横井 信
我慢した夏の終わりに満ちてゆく月のあかりにひかるむら雲
13
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名鈴
数多ある 京の井の水脈 い繋れり 地に隠さるる 淡海の湖よ
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