都詩のお気に入りの歌一覧
舞
五線譜に起こしてみれば旋律の調べは哀し人の営み
21
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ちはにゃん
「あの顔がタイプ。」と右脳が主張して「無職。」と左脳が一刀両断
29
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Chico
「ジルヂチチ」エンストしたか蝉の音 燃え尽きるまで夏のエンジン
17
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詠み人知らず
娑婆へなど来るのおよしよ大釜で煮られるよりも暑いんだから
8
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一藤
右よりも 五ミリ大きなる 左足 新しき靴に 傷めつつ生く
3
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一藤
一時停止する白黒の猫の背が横断歩道の縞に溶けゆく
5
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一藤
新しき自分探して聴いた曲「革命」「英雄」最後に「幻想」
7
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一藤
納豆の濃きアンモニア臭吸ひ込みてさて今週も会社員なり
1
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ひとみん
いまになき 風に寄せらる 沈丁花 かほる枕の 夏の世の夢
12
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むくり
雲間より ひさかたの光 漏れいでていつもの景色の ふっと輝く
7
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秋日好
目玉焼き黄身の具合が最高と新婚妻のように褒められ
20
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守乃みさと.
同時期に私以外が何人もいる気配して冷凍庫行き
15
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西原澪
信号は涙を拭う暇もなく青に変わった もう行かなくちゃ
11
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Aida
球が出て廓の女に逢いにゆく余った銭で飲む酒の味
5
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K子
恵まれて育ったことがぬるい水吸ったスポンジみたくおもたい
20
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舞
いつの日か着くと信じて地図に無い町を探して人歩みゆく
22
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ミツ子
祈りましょう誰ひとりとて正しくはなかった日々を忘れぬように
19
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本能寺
夏の日を 声を枯らして泣き続けプラットフォームにセミはころがる
20
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詠み人知らず
千年も経てば人類退化してブレーンのみが生き残る海
3
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ちはにゃん
愛し方愛され方を教えてよきみの背中を黒板にして
10
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