詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
あそびくも
春めけば夢だにゆかし故郷の心尽くしの花の賑はひ
6
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舞
ひと雨の降り来る夜わのうす明かり 夢にも春の萌え出づるころ
5
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浅草大将
朝ぼらけ霞がうらをゆく舟もはるはほのかに見え隠れつつ
19
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浅草大将
降る影も消えておぼろのあわ雪のかたみに残る春の夜の月
22
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横雲
ひとり寝る手枕侘びし朧夜の夢をうつつになすよしもがな
6
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雲居の月
小夜更けて水面に浮かぶ月影や君を想へど夢のまた夢
14
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光源氏
あはれとは身にしむさまを現せり無情有情の悉くなり
15
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横雲
水引きて水面耀く春の田は遠眼差しに風渡る見ゆ
5
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あそびくも
実の落ちた柿の木を打つ春の雨一羽のからす霞へと発つ
19
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浅草大将
一目みて我が世の春もとほ山のさくら吹雪に身は震へつつ
12
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舞
名も問えず過ぎゆくひとの髪の香に返り見すれば上弦の月
8
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舞
今日ひと日何事もなく我が家へと向かう歩みに妻笑みて待つ
14
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ゆうくん
あたたかき笑顔うつむくボケの花 花に重なる 祖母の思い出
5
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光源氏
ただ風によりてただよふ梅の花水面の影もうつろひにけり
15
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紫苑
蕗の薹ひとつ葉陰に出で初めてわが狭庭にも春おとづれぬ
12
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粕春大君
春近み木の芽はる雨ふる里はいまや咲くらむ白梅の花
20
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舞
手摺り持ち杖突き登る老人の一歩一歩と弛むこと無く
12
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河のほとり
鳥は鳴き雲は過ぎゆく昔日を風にたづぬる遠き夕影
10
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浅草大将
霜とかす風あたたかき春野辺の名もわか草に転ぶたまみづ
9
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舞
何処へゆく白レジ袋棄てられてあてなき風に右へ左へ
15
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