ゆうくんのお気に入りの歌一覧
聴雨
ゆく秋の夜を惜しみて滲みたる妖しきまでに匂やかな月
16
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麻倉ゆえ
いつ髪を切りに行こうか悩みつつ伸びてるうちに結んで遊ぶ
3
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紫草
冷えきったさびしがりやの君の指わが手のひらへ熱き花唇へ
12
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横雲
色かはる心の秋ぞ惜しめるも末葉の風の身にしむ夕べ
3
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舞
時折にそっと触れたる古傷は開かぬように治らぬように
11
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紫苑
港辺をわたる霧笛のくぐもりて風さびさびと霜月の朔
6
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紫苑
砂けむる人工浜をいかに見むプールの檻にイルカは跳ねる
6
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舞
思い出をカランと貯める貯金箱いつか開けよう君とふたりで
7
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恣翁
夜の更けて 葡萄の美酒を含めれば 富士の高嶺に一輪の月
29
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紫草
満月や 見せたきものは隠れさり現ひそかに姿あらわす
7
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ケンイチ
かなしみは汝となりゆく望月のさそふさざ波かすかに聞けば
9
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光源氏
水底に情けも夢も打ち捨てて神さびせすと旅に出で立つ
8
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舞
陽炎の揺れる間に消ゆうたかたのひとよ集える宴哀しも
12
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舞
枯れ葉には青葉茂れるひと夏の思い出のあり降れよ悔いなく
5
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聴雨
風にゆれ雨に枝垂るる花に似たしなやかなりて心ある人
15
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光源氏
おぼろけの花の都をふり捨てて心の秋に逢ふぞわびしき
7
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紫草
ちりちりと燃ゆる炎を眺むればひとり笑いてそっと静めり
10
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紫苑
傷だらけの腕かくさむと長袖をまとふ少女の二律背反(アンビバレンツ)
7
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舞
下賀茂の糺すの森の秋の雨流れに映す濡れ紅葉燃ゆ
7
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紫草
冷えびえと流しに茶碗積まれいて深夜にどっと土砂降りの雨
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