ゆうくんのお気に入りの歌一覧
紫苑
靉光の眼の前に立ち尽くしひとり砂漠の風に捲かるる
8
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紫苑
読みさしの本を閉じれば暗がりに花首ひとつほとりと落ちぬ
17
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舞
世の中を憂しとやさしと痛むのは憶良に任せひとよを酔わん
6
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舞
雲天に飛行機の音遥かから空は閉ずとも目は伏せるなと
7
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光源氏
思ひしかばはかなの夢の身の上に幽かにひびく君が笛の音
11
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紫苑
燃え尽きてさくら紅葉のひらひらと今際にふれる川の面はも
14
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麻倉ゆえ
やわらかき乙女の声を聴きたくて恋するように独りで祈る
2
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舞
彩どりのともに変わらぬもみじ葉もここにこそあれ秋南禅寺
7
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紫苑
エーテルのごと夢ひとつ流れ出づかごめかごめの閉ざされし輪ゆ
6
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光源氏
あかほしの明けゆく空にうたふれば楫取る舟に風ぞ吹くらむ
9
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恣翁
霜風を帯びて 夜景に瀬の音の響き 頭上に 今し月在り
17
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紫草
仰ぎ見て心を映す人のため浮雲まとい月も装う
14
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麻倉ゆえ
月兎そっと隠した半影が注目されて満たされる夜
3
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光源氏
定めなき命とぞ思ふ化野のもみぢの色はうつろふばかり
10
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麻倉ゆえ
秋の音がしなくなったら冬が来る 香りで気づく無色のヴェール
3
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光源氏
ゆふぐれの雪のとばりに消ゆる舟殘す未練をはらふ波風
11
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舞
木偶吾れは虚ろ抱えて舞う人世憂しも哀しも夢や現つや
2
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光源氏
いづこにて君や待つらむ世の中にしばしいとしき冬の残照
17
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恣翁
寒鴉 背に乗せ 牛やゆっくりと 夕陽を浴びて 共にし帰る
17
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舞
あと幾度冬を耐え越し山桜君に逢えるや北風に問う
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