あそびくものお気に入りの歌一覧
せいか
星々を受くるが下弦の月ならば頭上に掲げるわたしは星売り
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舞
子を産みて叱り育てし母老いて笑みつつ歩む吾れの背の後
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小山 薫
ささやかな夢のようにと思へども君と逢う日の心うれしき
4
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本間紫織
聞き間違いかと思ってた 村雨が夏の終わりの始まりだった
1
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たえなかすず
雨という雨を四月に集めたらコルトレーンのJAZZに散らそう
4
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悠々
かなしみの春よろこびの春さまざまにつばめよつばめ海超えて來い
14
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きたの小町
ビー玉を入れしコップを振り鳴らす吾子の背中ではづむ春風
7
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きたの小町
君といふエンジン失くし彷徨へる僕は何處へ着くのだらうか
4
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風蘭
セキレイのつがいと猫が啄みのくるくる踊る夕焼けこやけ
10
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もなca
わけもなく人恋しくて缶コーヒーの温もりにさえすがりたい夜
7
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シュンイチ
「フェルメールが来ているんだよ」きみの目におそらくひかりだけが映ってる
5
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トモエ
穴という穴をふさいで内圧が生みたがってるコトノハを聞く
5
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紫苑
休雪のつやめく肌に指添ふるひとの鼻梁の高きをおもふ
6
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詠み人知らず
花明かり切なく翳る吾が胸を求むる君の花いちもんめ
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目次
褐色の腕に抱かれる白い頬嗚呼我が腹は理性を失う
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風蘭
私まだこんな大事にされることあると思わず子供みたいに
16
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みやこうまし
達成感いやおうなしの八十才余命むさぼり歌作に生きん
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恣翁
一群の鴎 忙しく飛び立ちて 鋭き声で貪り鳴けり
18
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紫草
もの想うひとりの夜は灯りけしゆたかな闇にそっと身をおく
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もなca
何時間話せどわからぬ人もあり三十一文字で落つ涙もあり
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