さとうはなのお気に入りの歌一覧
舞
カミさんの機嫌気にしつ立ち飲みで憂さ晴らす酒独り飲む宵
10
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芳立
ながむべきころと思へばゆくりなく色濃き月の寄せにけるかな
8
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小夜子
「彼女」って甘い響きを噛みしめて淡いピンクのスカートをはく
24
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浅草大将
うぐひすのときの声こそ破るべし春はなこその雪の関の戸
8
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浅草大将
おのがじし恋の重みは違へども落つる時にぞ速さ変はらじ
14
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詠み人知らず
寒き春雨ふる夜にいねかねつ明けては愛しき淡雪の空
24
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詠み人知らず
つゆしげき秋とも思へ辿りゆく山路もかすむ春のその奥
19
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詠み人知らず
春風に空のゆくへをたづねても戻らぬものの名のみささやく
54
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光源氏
しら梅の花のしづくをいとほしみ心もしのに鳴くるうぐひす
13
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詠み人知らず
沢鷺の身の細きには瀬を早み心な消えそ波のまがひに
10
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しらたき
まばたきをする君がいて朝が来る掻き消されないための明滅
3
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詠み人知らず
風清く夜のしじまの時の底まだ一億年の進化なき歌
12
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たんぽぽすずめ。
凍る瀬の舟に白鷺一つ待ちくちばしに照るつらら悲しも
24
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詠み人知らず
春の山しなひてかなしき姿かな汝が身うつすと思はざりしを
21
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御崎 耕
語らない犬の瞳が映す僕やさしいかたちの眼を模索して
17
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御崎 耕
尊敬と軽蔑 おいてゆく父の「さみしくなるな」はまじりけもなく
21
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芳立
夢路にもただまつがえにかけながらおぼろ月夜の恋もするかな
14
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ほたる
クレヨンほどの人形の首折れたあと裏山に埋める少女の残酷
5
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たんぽぽすずめ。
失恋を入れたシャボンを割る風が息の乱れた僕に優しい
19
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詠み人知らず
かなしくて ただ泣きたくて 透明で 宇宙の終わる 君のてのひら
10
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