文麿のお気に入りの歌一覧
もなca
あいまいな言葉のふちをなぞっては測りかねてるふたりの距離感
15
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みなま
願わくば 夫のはかなくなりしひのあくるあしたに命よ尽きよ
15
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夏恋
片恋も募れば狂ってゆくのです真青な夜の桜が熱い
20
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葉
疲れた目吾子の額に押し当てて簡単ホットアイマスクなり
4
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住川幸
見上げれば終わる世界の流星が聖樹を飾り柚子湯に落ちる
8
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舞
吊革に手が届いたとはしゃぐ子に静かにせよと母嬉しげに
23
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桜園
みごとなるしだれ梅に思ほへず足とめしばしたたずみて見ゆ
19
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桜園
久々に試験を受けし興奮よベスト尽くせしあとのすがしさ
21
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桜園
命日の友の息子に供ふためいちご摘みたりみぞるる朝に
22
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住川幸
考えるチャンネルだけがオフになる薬を飲んでいる 仕方ない
8
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住川幸
廃屋の柿が食べたい帰り道覆い被さる夕闇の中
12
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住川幸
転変の風に流れて吹き溜まり 私の分の花弁を拾う
11
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住川幸
電線が空を平たく切り分けて配る 私の分はもうない
14
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住川幸
芽も出でず花実も咲かず根も張れず 私は実は草ではないのだ
18
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凜
折れた枝つくカマキリの卵見て分からなっかた雪の高さも
3
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凜
淡路(逢はじ)島越して惜しとは思はぬとゆく明石(証)にて心折しも
7
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凜
世の中の水に流れる浮名こそ音(根)をも絶えざるわが涙かな
6
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もゆや
日暮れまで遊ぶわが子を摑まえてたんぽぽ笛を吹きつつ帰る
7
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紫苑
秋闌けてなかば刈られし浅茅生の各務が原を照らす月影
7
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あまおう
確かなもの、明日の朝日宵の月五年過ごしたきみの横顔
18
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