本能寺のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
立ち止まり戸惑いながら挨拶をする少年の初心な眼差し
17
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へし切
敬老の歳に甘えはならぬとて我が背に張りし若葉のマーク
20
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舞
一葉の落ちてや偲ぶ桜木の花散る果ての秋の夕暮れ
15
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野々花
デジカメに残されていた母の名を呼べば仔猫が首を傾げる
9
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桐生賄
ふるさとの 海・山・空を 思い出し 力に変える 戻れる日まで
9
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もり
時々は蜜ににまみれる蟻になり惚けたように愛語りたし
9
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林林
古稀過ぎて孫来にけらし白髪の父に敬老?顔若いのに。
16
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ながさき
上弦の 月はおぼろに 山の端に 優しく光り 野山を照らす
21
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詠み人知らず
夕暮れは考えさせる僕たちに 清く死ねとか 明日はないとか
13
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カラキタ
馴染めずに母の文字見てやり過ごす冷たく感じた黄色の机
6
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舞
鈴虫の秘曲を聞きつ白玉の秋のひと夜の独り酒かな
11
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雛乃
泣きそうになりつつ歩く道の先 君が振り向く期待をしてた
8
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コーヤ
子がせがみ何度も読んだ思い出の絵本懐かし孫の棚にあり
18
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詠み人知らず
競争を悪事のように決めつける 弱者の甘え 強者の傲り
9
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桐生賄
いつもなら 人影見えぬ ふるさとも 先祖敬う 人で賑わい
11
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へし切
暗き夜もほのぼの光る窓明かり内に見ゆるは家族の笑顔
21
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工藤吉生
カップ麺を持ち運ぶとき手の中にほんの小さな波の音する
4
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呉竹の憂き節
かねてより憂き世を思へここら人いざなひ入らむ深山路の庵
3
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千映
金木犀 洗濯物の傍で咲く花の盛りに 移り香少し
10
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もり
真っ白は花びらと指首すじの無駄持て余してる深夜音なく
8
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