横井 信のお気に入りの歌一覧
桃山
実際に出会う機会の無きままに逝きし舅の墓前に額づく
10
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詠み人知らず
夕焼けに 背を向け豆炭 焼く祖母の あんかできたで 秋冷の温もり
5
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舞
影深く夜の天使ら棲む街のネオンの光り満ちるはざまに
6
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び わ
清々し朝を迎えて深呼吸身体をゆるめ秋を満喫
8
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茂作
磐餘池鴨住む水の無き今日は 如何でか皇子の思ひ知るべし
13
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名鈴
草深き野を踏む君にこそ見せめ せめての花の盛りの色を
10
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KEN
良し惡しは 掬ぶ心と わきまへて 湧き出づ思ひ 中に梅干し
13
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詠み人知らず
夜風吹く 月の明かりに 祈りつつ 二度の電話の 声が濁って
7
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うすべに
矢田山のお地蔵さまの前掛けに 負けじと赤く咲く彼岸花
10
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可不可
花言葉は乙女の真心 わたしこそ 真逆で詠めない 秋桜
6
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紅孔雀
のこり香に君のおもかげ浮かべては 月わたる夜にしづ心なし
4
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滝川昌之
汗ばんでボタンダウンの空色をリンドウ色に染める秋の陽
14
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ななかまど
誰でもが弾けるピアノに座す人はショパンの詩に憧れおらん
8
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橘
貸し切りのレンタルオフィス伸び伸びとランチもお茶もたった一人で
14
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へし切
法師蝉はや鳴き止みて 世の中は 朝な夕なに秋深みゆく
18
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千草
盲目の犬抱きながら坂道を行く中秋の月を求めて
8
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名鈴
草隠れ 有るにもあらぬ 野の花も 一目見られば 生まれし甲斐有り
11
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音弥
無窮なる天体の中地球より最も遠き銀河見出す
15
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きくゑ
十六夜の月のふもとで輪になってスマホ眺めて神楽鈴聴く
12
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桃山
世の中は通常飛び石連休と嬉しきはずも今は昔か
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